ここ近年、ロシア軍のスリーピングシャツが様々なアイテム中でも特に人気があります。
筆者もそうなのですが、2枚、3枚と買い足してしまう魅力があります。
今回はその人気の理由や特徴などを解説していきたいと思います。
そもそもスリーピングシャツとは?
ミリタリーのヴィンテージ、古着の中でも注目度が非常に高いスリーピングシャツ。
スリーピングシャツは言うなればヴィンテージのパジャマのことでザックリしたラフな作りが特徴です。
パジャマを普段着に?
パジャマを、普段使いするの?と感じる方もいるかと思います。
スリーピングシャツは肩幅や身幅を広くとった寸法で、言うなればリラックスしたパターンで設計されています。
それが今の時流とマッチし、肩の力の抜けた脱力感のあるスタイルが感度の高いファッションユーザーをはじめ、ミリタリーのヴィンテージや古着を買う方のエントリーモデルとしても一役かっているのです。
なぜロシア軍?
色んな国のスリーピングシャツがある中、なぜロシア軍が人気なのでしょうか?
その理由に豊富な種類とデザイン性の高さが上げられます。
写真のように布帛でありながらプルオーバーのヘンリーネック、Vネック、Vヘンリーネックなどレイヤリングも楽しめつつ、一枚でも主役になるデザイン性の物が多く普段使いとして取り入れやすいのです。
気になる相場やお値段は?
ショップやモデルによってまちまちですが、現在の相場は大体、4,000-6,000円くらいです。
※値付けはショップによって自由につけているのでもう少し高めにつけているショップもあります。
購入する際の注意点は?
生地感は大きく分けて2種類あり、裏起毛の秋冬用と薄手の通年用(春夏用)があります。
ネットで購入する場合は生地感は確認できないと思うので説明文を良く読むか、商品説明に記載がない場合はショップに質問するなど、ご注意することをオススメします。
また、白に関しては問題ありませんが、チャコールグレーなどの色の物はお洗濯で色落ち、色移りすることがあるので単独でのお洗濯をお勧めします。
どんな種類があるの?
①ヘンリーネック(WHITE/裏起毛)
最も王道で人気の高い、白の裏起毛タイプ。
ロシア軍のスリーピングシャツといえばこちらというアイテムです。
アースカラーの多い、他のミリタリーとの相性も良く品も良く、着こなしの幅も広いことから人気に火がつきました。
②ヘンリーネック(CHARCOAL GREY/裏起毛)
白と同型のチャコールグレーでニュアンスっぽい色合いが人気です。
デニムやチノなどベーシックなアイテムとの相性も良く一枚で主役のこなれた印象の一枚。
③ヘンリーネック(OLIVE/裏起毛)
白やチャコールと同型のオリーブです。
こちらはレアカラーで後染めでなくオリジナルカラーで珍しい一枚。
人と差をつけたい方にもおすすめ。
④Vヘンリーネック(WHITE/裏起毛なし)
クルーネックと同じ二つボタンですが前立てがVネックでヘンリーになっているデザイン。
ヘンリーネックといえば、上記のクルーネックでパイピング仕様のクルーネックが一般的なのでこの辺りは少し新鮮なイメージです。
着こなしは難しくないので変化もつけやすい一枚。
⑤Vネック(CHARCOAL GREY/裏起毛なし)
クルーネックのTシャツを合わせるとインナーが少し見えるくらいの少し浅めのVネックです。
ミニマルなアイテムに属する洗練された印象。
チャコールなのでブルゾン、アウターのインでも一枚でも馴染みが良く、Vネックのアイテムに抵抗がある方も浅めの設定なので着やすいのも特徴です。
⑥前身頃切替Vネック(WHITE/裏起毛なし)
前身頃の切り替えと深めのVネックが特徴的な一枚。
Vネックが深い重なった襟の仕様なのは見たままなのですが、袖幅が約20cmあり通常より大きめなのが特徴です。
プライスも3,800円と手頃なのとデザインが面白いので個人的にも一枚買いましたが割と使えるアイテムです。
ユニセックスでも着れるデザインなので女性にもおすすめ。
⑦番外編スウェーデン軍スリーピングシャツ
ロシア軍ではなくスウェーデン軍ですが、近いデザインでしたので一緒にご紹介です。
左胸のポケットと白のステッチワークがコントラストになっているのが特徴的な、スリーピングシャツです。裾と袖からステッチまでの幅がロシア軍より広めに取られており、少しカジュアルな印象です。
キレイなサックスブルーなのでコーディネートを考えるのが楽しそうな一枚です。
終わりに
今回はロシア軍のスリーピングシャツを中心にご紹介させて頂きました。
この他にも様々なアイテムもございますのでぜひ、他の記事もご覧下さい。
アイテムによっては再入荷する物もございます。
もし、わからないことがありましたらインスタのDMやメッセージなどからでも結構ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。