【徹底解剖】イタリア軍プリズナーシャツが選ばれている4つの理由、気になるサイズ感も

今、イタリア軍のプリズナーシャツが非常に人気を博しています。

そもそもプリズナーシャツってなんだっけ?という方もいるかと思います。
その名の通り、直訳すると囚人(プリズナー)シャツです。

様々なプリズナーシャツがある中で今、イタリア軍のプリズナーシャツが多方面で指示を得ています。
人気の理由と気になるサイズ感を徹底解剖していきます!

人気の理由①

素材感の良さとミリタリーっぽくないデザイン

イタリア軍プリズナーシャツの生地

囚人服というとボーダーやオレンジのジャンプスーツ(ツナギ)を想像される方も多いかと思います。
どちらもアメリカのイメージで新旧といったところでしょうか。

共通しているのは脱獄した際に目立つことを目的としているため奇抜なデザインが特徴です。

イタリア軍のアイテムは基本的にデザイン性が高く魅力的な物が多い中、プリズナーシャツに関しては染色されていないナチュラル感のある風合いの糸をベースにブラウンのピンストライプが織柄として表現されており、ヴィンテージラバーも心躍るデザイン。

数多くのメゾンブランドもこちらを元ネタにアイテムをリリースしており、そのデザインは折り紙付です。
良い意味でミリタリーっぽくなく、コーディネートの取り入れやすいこともポイント。

人気の理由②

タフな素材感と着回しの良さ

イタリア軍プリズナーシャツ
イタリア軍プリズナーシャツの背面

生地の厚さとしてはブルゾンライクな、やや厚手の生地を採用しており、気軽に羽織ることができ、洗練された印象と粗野な素材感が同居した絶妙な雰囲気になっています。

春や秋などの間のシーズンには羽織りとして、冬はアウターのインにもちょうど良くハマります。
生地も張りがあり洗い込んでいくことで柔らかく馴染んでいき、一からエイジング(経年変化)を楽しむこともできます。

人気の理由③
繊細なものづくりの姿勢

イタリア軍プリズナーシャツのポケット
イタリア軍プリズナーシャツの袖
イタリア軍プリズナーシャツのボタン

イタリア人はソックスや下着にまでアイロンをかける几帳面さがあり、上記で述べたような色選びと繊細さにセンスが光ります。
前身頃の左右のストライプがシンメトリーになっており、当時の丁寧で繊細なイタリアのモノづくりへのこだわりが垣間見えます。

その例がフラップ付ポケット部分ですが、しっかりと柄合わせされているのが分かります。
少し、専門的な話になるのですが、柄合わせとは生地を裁断して縫い合わせる際、柄を合わせる工程のことで安価なブランドになるとこの辺りは意識しません。

なぜ安価なブランドが意識しないかというと柄を合わせる分、生地を捨てる部分が増えます。
余分に要尺(1着に必要な生地の量)がかかり、服を作る効率が悪くなり、割高になってしまうのです。

あえて柄合わせしない美学のような見方もあるので柄合わせしているのが必ず良いとは思いませんが、こちらアイテムに関しては粗野な風合いに対して、柄があっているバランスの良さのようなものを感じさせます。

人気の理由
繊時流にあったシルエットとサイズ感

イタリア軍プリズナーシャツの着こなし

意外にもイタリア人はヨーロッパ諸国の中では身長が高い方ではなく、実は体型は日本人に近いという統計があります。

海外のトップスは少し縦長なパターンのものが多い中、ボクシー(ボックス型)なシルエットで日本人の体型にフィットしやすいというところも支持されているポイントです。

イタリア軍プリズナーシャツのサイズステンシル

サイズ表記は1/2/3/4で数字が若くなると大きくなり、170cmくらいの体型の方であれば3サイズでやや余裕のあるサイズ感。

モデルの写真は1サイズを着用しているのですが、ロングシャツのように着られたい方はお好みのサイズをお選び頂けると良いかと思います。

ユーロアイテムの中でもユニークな存在感があり、手を出しやすいプライスも魅力のアイテム。